更新が遅くなってしまいました。
新人戦の報告をしたいと思います。
結果はベスト8決定!
来年2月2日のベスト4決定戦へと駒を進めることができました。
これも沢山の方々の応援・協力があったからだと感じています。
新チームがスタートした9月
毎年思うことは、
今年のチームはどんなチームになるのだろうか
というワクワク感です。
毎年毎年メンバーが変わり、その代その代で全く違うカラーを楽しめるのが、
この仕事をしている楽しみの一つだと思っています。
今年の代は、決して優等生の集まりではありません。
むしろその逆ではないかと思うこともありました。
先輩や保護者を含め、沢山の方々に迷惑をかけた一年間を過ごしてきてしまった代でした。
ただ、バレーボールが大好き。
その一点はどの代とも変わらず熱い想いがありました。
毎年新チームには、
この一年間どんな一年間にしたいか目標を立てさせます。
ベスト4やベスト8などの具体的な実績ではなく、
精神的な目標を立てさせるのですが、
今年の代が立てた目標は
「今まで支えてきてくれた人たちに感動を与えられるようなプレーを見せる。
プレーで恩を返せるようなチーム・選手になりたい!」
こんな目標でした。
色んな経験を踏まえて出した目標で、とても素晴らしい目標だなと感じています。
まずプレーよりも実績よりも何よりも、普段の行動で変わっていこう!
と新チームになり始めたことがあります。
「学校の朝清掃」です。
顧問以外の先生にも応援されたい、認めてもらいたいということで
いつもより25分早く登校して、
その日その日に合わせて部員みんなで校内を清掃することにしました。
そんな姿を見て、何も知らなかった用務員さんや先生方に、
「きれいにしてくれて、ありがとう!」と声をかけられ、
人に感謝されることがどんな気持ちになるのかを肌で感じることができました。
自分たちの行動1つで、人の気持ちを変えることができるんだと感じたことは、
彼女たちのプレーだけでなく、日頃の行動までも変えることができたようです。
「相手に対して礼儀を尽くすこと」
という一節が藤村女子バレーボール部の部訓にはあります。
この言葉は、チームメイトや対戦相手、顧問だけでなく
全ての人へと通ずるものなんだ!と感じることができたことが
本当に大きな成長で、チームとしても飛躍した日々を過ごすことができています。
そんな3か月間を過ごしながら、
チームとしても一つ一つ練習を積み重ねていきましたが、
昨年がほとんど3年生チームだったこともあり、
練習や練習試合などで、なかなか思うようにプレーできず苦しんだ期間を過ごしました。
そんなときいつも話していたことは、
「試合になった時、みんなを支えるものはたった一つです。
それは、
自分たちはここまでやってきたんだ
という積み重ねの真実だけです。
練習や練習試合、徳を積む行為一つ一つに対して手を抜かず、
丁寧に、真摯に、自分と向き合いながら過ごすことで自信は生まれる。
そしていちばん苦しい時に思い浮かぶことが、
「自分はこれだけやってきたんだ!」
なのか
「あの時、もっとこうしておけば良かった」
なのかは、その時にならないと分からない。
どんなに努力しても、結果が思うようにいかないかもしれない。
だけれども、それでも自分自身が、その結果に納得いくように
今を真摯に頑張るしかない。」
と話し続けてきました。
その言葉に彼女たちは本当に向き合い頑張ってきました。
その姿に3年生も協力してくれ、ほぼ毎日ボール出しに来てくれました。
直前の合宿では、ほぼ全敗という苦汁を飲んでも
絶対に諦めないと朝から自分たち自身と向き合ってきました。
そしてデビューの一日目。
経験の浅さ、先輩たちか築き上げてきた実績への重圧、緊張、
色々な想いに押しつぶされそうになりながら戦いました。
初戦から2セット連続のデュース
続くシード決めの試合も1セットダウンからのフルセット
最後のベスト16決めも1セットダウンからのフルセット
全ての試合で負けを覚悟する程の内容でしたが、
彼女たちの心を支え、勝利に導いたものはなんだったのでしょうか。
日々の練習?
毎日の朝清掃?
授業態度や提出物?
親や先輩への感謝?
出ることのできない仲間への想い?
正解は分かりませんが、
彼女たちの心の中には、
強く支える何かが、きっとあったのだろうと感じています。
2日目の試合は圧巻でした。
素晴らしいゲームができたと思っています。
もちろんその日へ向かうまでも順風満帆だったわけではありません。
チームが分裂しかける出来事もありました。
しかしそれを乗り越え、一段と強くなった絆が、
東京都ベスト8という結果をもたらしてくれたのだなと感じています。
まだまだこれからのチームでした、
これからも精いっぱい努力し、
応援してくださる方々に「プレーで恩を返せる」チームにしていきたいです。
12月15日には東京都私学大会があります。
そこでも良い報告が出来るように選手一丸となって頑張ります。
藤村女子バレーボール部顧問
三井 良介
新人戦の報告をしたいと思います。
結果はベスト8決定!
来年2月2日のベスト4決定戦へと駒を進めることができました。
これも沢山の方々の応援・協力があったからだと感じています。
新チームがスタートした9月
毎年思うことは、
今年のチームはどんなチームになるのだろうか
というワクワク感です。
毎年毎年メンバーが変わり、その代その代で全く違うカラーを楽しめるのが、
この仕事をしている楽しみの一つだと思っています。
今年の代は、決して優等生の集まりではありません。
むしろその逆ではないかと思うこともありました。
先輩や保護者を含め、沢山の方々に迷惑をかけた一年間を過ごしてきてしまった代でした。
ただ、バレーボールが大好き。
その一点はどの代とも変わらず熱い想いがありました。
毎年新チームには、
この一年間どんな一年間にしたいか目標を立てさせます。
ベスト4やベスト8などの具体的な実績ではなく、
精神的な目標を立てさせるのですが、
今年の代が立てた目標は
「今まで支えてきてくれた人たちに感動を与えられるようなプレーを見せる。
プレーで恩を返せるようなチーム・選手になりたい!」
こんな目標でした。
色んな経験を踏まえて出した目標で、とても素晴らしい目標だなと感じています。
まずプレーよりも実績よりも何よりも、普段の行動で変わっていこう!
と新チームになり始めたことがあります。
「学校の朝清掃」です。
顧問以外の先生にも応援されたい、認めてもらいたいということで
いつもより25分早く登校して、
その日その日に合わせて部員みんなで校内を清掃することにしました。
そんな姿を見て、何も知らなかった用務員さんや先生方に、
「きれいにしてくれて、ありがとう!」と声をかけられ、
人に感謝されることがどんな気持ちになるのかを肌で感じることができました。
自分たちの行動1つで、人の気持ちを変えることができるんだと感じたことは、
彼女たちのプレーだけでなく、日頃の行動までも変えることができたようです。
「相手に対して礼儀を尽くすこと」
という一節が藤村女子バレーボール部の部訓にはあります。
この言葉は、チームメイトや対戦相手、顧問だけでなく
全ての人へと通ずるものなんだ!と感じることができたことが
本当に大きな成長で、チームとしても飛躍した日々を過ごすことができています。
そんな3か月間を過ごしながら、
チームとしても一つ一つ練習を積み重ねていきましたが、
昨年がほとんど3年生チームだったこともあり、
練習や練習試合などで、なかなか思うようにプレーできず苦しんだ期間を過ごしました。
そんなときいつも話していたことは、
「試合になった時、みんなを支えるものはたった一つです。
それは、
自分たちはここまでやってきたんだ
という積み重ねの真実だけです。
練習や練習試合、徳を積む行為一つ一つに対して手を抜かず、
丁寧に、真摯に、自分と向き合いながら過ごすことで自信は生まれる。
そしていちばん苦しい時に思い浮かぶことが、
「自分はこれだけやってきたんだ!」
なのか
「あの時、もっとこうしておけば良かった」
なのかは、その時にならないと分からない。
どんなに努力しても、結果が思うようにいかないかもしれない。
だけれども、それでも自分自身が、その結果に納得いくように
今を真摯に頑張るしかない。」
と話し続けてきました。
その言葉に彼女たちは本当に向き合い頑張ってきました。
その姿に3年生も協力してくれ、ほぼ毎日ボール出しに来てくれました。
直前の合宿では、ほぼ全敗という苦汁を飲んでも
絶対に諦めないと朝から自分たち自身と向き合ってきました。
そしてデビューの一日目。
経験の浅さ、先輩たちか築き上げてきた実績への重圧、緊張、
色々な想いに押しつぶされそうになりながら戦いました。
初戦から2セット連続のデュース
続くシード決めの試合も1セットダウンからのフルセット
最後のベスト16決めも1セットダウンからのフルセット
全ての試合で負けを覚悟する程の内容でしたが、
彼女たちの心を支え、勝利に導いたものはなんだったのでしょうか。
日々の練習?
毎日の朝清掃?
授業態度や提出物?
親や先輩への感謝?
出ることのできない仲間への想い?
正解は分かりませんが、
彼女たちの心の中には、
強く支える何かが、きっとあったのだろうと感じています。
2日目の試合は圧巻でした。
素晴らしいゲームができたと思っています。
もちろんその日へ向かうまでも順風満帆だったわけではありません。
チームが分裂しかける出来事もありました。
しかしそれを乗り越え、一段と強くなった絆が、
東京都ベスト8という結果をもたらしてくれたのだなと感じています。
まだまだこれからのチームでした、
これからも精いっぱい努力し、
応援してくださる方々に「プレーで恩を返せる」チームにしていきたいです。
12月15日には東京都私学大会があります。
そこでも良い報告が出来るように選手一丸となって頑張ります。
藤村女子バレーボール部顧問
三井 良介
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