東京で４度目の緊急事態宣言が発令されてしまいましたが、
バレーボール選手の皆さんは十分な活動が出来ていますでしょうか。
藤村女子バレーボール部は、感染症対策をしっかりと取りながら活動を続けています。
さて、今回は喜ばしい報告があります。
６月に行われました東京都インターハイ予選において藤村女子高等学校が、初の東京都５位に入賞することができました。
昨年度の新人戦で、先輩たちから引きついただベスト８のバトンを落としてしまい、
今年のチームは苦しい日々が続きました。本当に強いチームになるためには何が必要なのかと長く続くトンネルを必死でもがいてきた選手たち。
関東予選で東京都１２位、関東大会出場を果たすと、その勢いに乗ってインターハイ予選を迎えました。
ベスト８決定戦は今まで一度も勝ったことのない実践学園高等学校でした。
強い気持ちで臨んだベスト８決定戦。
絶対に勝つ、ベスト８に入る！と気持ちを強く持ち続けました。
もちろんミスもありましたし、相手の素晴らしい攻撃もありました。
常にリードしていたわけではなかったけれど、その強い気持ちは途切れることはありませんでした。
新人戦で自分たちの力を全く出せなかった、精神的にもろい選手たちはそこにはいませんでした。あの長いトンネルを抜けるために、必死で練習を重ねてきた日々が着実に彼女たちの自信に変わっていたのです。
見事にストレートで勝利すると、勢いそのままにベスト４の共栄学園に挑みました。
今までベスト４に挑戦するといっても空の上の話のように聞いていた選手たちが、この日は戦う選手の表情で強豪へ挑んでいました。
１セット目２０点まで詰め寄る展開で、２セット目こそ最終的に離されてしまいましたが、
自分たちでも戦える、本気で挑戦できるんだと自信を持てたようです。
そして続く次週は順位決定戦がありました。
相手は５月の関東大会でベスト８まで勝ち残った淑徳SCです。
ここまで来たら絶対に５位入賞する！藤村の歴史を自分たちで作るんだと挑んだ順位決定戦。
一歩の引かない選手たちは、試合をしるのが楽しそうに見えました。
１点１点本気で喜び、失点はお互いに声をかけ支えあっていました。
その結果、見事にストレートで勝利！
本当に素晴らしい試合を３週にわたって見せてもらうことが出来きて顧問として心から嬉しく思いました。
新人戦のころの、試合が怖い、緊張で体が動かないと顔面蒼白で戦っていた選手たちはもうどこにもいません。自分たちがやってきたことを信じ、試合を心から楽しめるようになったのです。選手たちと毎日練習で汗を流し、こんなに成長した姿を見ることが出来、指導者として選手たち部員全員を誇りに思います。
夏季私学大会が中止になってしまった今、次の大会は１０月の春高予選です。
ベスト８を目指すチームをはねのけ、もう一度ベスト４へ挑戦するために
全国を目指し、邁進していきたいと思います。
話は変わりますが、我が部内に広報部という部署ができました。
生徒たちが自分たちの活動を広報活動していこういうものが目的です。
インスタの更新はもちろん、年2回の広報誌の作成も行い、先日無事に第一号が完成しました！！保護者や受験生、母校の中学校などに配布していきます！
インスタにその内容をアップしましたので是非ご覧ください！
インスタアカウント → fujimura_vc
藤村女子高等学校
バレーボール部顧問 三井良介
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