関東大会ベスト32・インターハイ予選フルセット激戦!!

6月1日、2年連続出場となった関東大会が行われました。
今年は去年の結果を上回るという意気込みで臨んだ大会でしたが、
結果は去年と同じく2回戦敗退。ベスト32という結果に終わりました。

しかし、今年は2回戦のシード校との戦いは昨年とは違うものでした。
相手は2年連続の同一カード。千葉県代表の敬愛学園でした。

昨年は一切何もさせてもらえず終わりました、今年はとても良い経験が出来ました。
1セット目は相手にのまれ8点で終わりましたが、
2セット目は1点ずつを争う展開で20点まで互いに競り合うゲームになりました。
結果はセットを取ることなくストレートで敗戦しましたが、確かにこの1年間の成長を感じた大会になりました。

そして先日、インターハイ予選2日目が行われました。
初戦は都立王子総合でした。
初めての対戦となる相手でしたが、初戦の緊張もありましたがなんとか自分たちの良さを出すことができ、ストレートで快勝することができました。

続いてのベスト8決定戦は実践学園との戦いでした。
実践学園とは冬季私学大会のベスト4決定戦で対戦した相手です。
その当時はサーブカットが上がらず、何も出来ず終わってしまったという結果でした。
今回はその雪辱を果たすという気持ちで臨みました。

1セット目、私学大会がフラッシュバックするかのような展開。
相手の強烈なサーブに押し込まれ連続サービスエースを取られると
一気に気持ちが引いてしまったかのようなゲームになってしまいました。

2セット目選手たちと約束したことは
「25-0で負けてもいい。だけどサーブもスパイクもレシーブも気持ちでは絶対に負けない」
といことです。
ミスを恐れず、相手に立ち向かう気持ちが大切だと。

すると先ほどまでのゲームが嘘かの様に、選手たちが輝き始めました。
気持ちを込めたサーブは相手を崩し、必死でレシーブしたボールをアタッカーは思い切り打ち込むと、一気に藤村に流れが来ました。
一時は5点差をつけるほどの勢いもさすがは強豪校、20点代の頃にはしっかり追いついてきます。
しかしこのセットはそのままやられることはなかったのです。
1点差の攻防を繰り返し、先にマッチポイントを取られるも諦めることなく攻め続け、
デュースでこのセットを奪取しました。

3セット目、このままの勢いで!と意気込み臨みました。
しかしここからが本当のシード校の強さでした。
先ほどのゲームがなかったかのように、さっと切り替えられる精神力は素晴らしかった。
中盤までなんとか食らいつくも、じりじりと差を付けられていきます。

そこから終盤に一気に畳みかけられ気が付けば試合終了。

選手たちは本当に頑張っていました。
もう一つ上の精神力をもって戦わせることができなかった監督の責任であると痛感しています。

こんな試合がまたできるよう、そしていつかその試合をものにできるよう、
引き続き選手と共に歩みたいと思います。

来週は順位決定戦です。
この気持ちを胸に戦いたいと思います。

バレーボール部顧問
三井 良介

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