先日の17日・23日と東京都冬季私学大会が行われました。
この大会では、3月の全国大会、7月の関東大会予選も兼ねた大切な大会です。
去年のこの大会は、ベスト8決定戦で東京高校に敗れ、惜しくも全国大会出場を逃した大会です。
今年はその雪辱を果たし、全員で全国の切符を掴もうと、チーム一丸となって練習に励んできました。
初日の17日は、和光高校での開催となりました。
シード校の藤村はベスト32決からのスタートです。
初戦の相手は、田園調布雙葉高校でした。
初戦はどうしても固くなりがちですが、この日の藤村は実にのびのびと試合が出来ていました。
ストレートで雙葉高校と破ると、次は関東決定戦となるベスト16決です。
相手は東京女子学院でした。
東京女子学院はここ最近勢いがあるチームで、ここを乗り越えることが出来るかが、
この日一日のカギでした。
1セット目、スタートの勢いで圧倒すると、一時は6点差をつける展開になりました。
しかし、勝負はそんなに甘くありません。
「勝ちたい、ここで勝ちたい」という気持ちから徐々に力みが見えてきます。
徐々に点差が縮まり、追い付かれる展開になると、ムキになり無駄なミスを連発してしまいます。
相手の粘りのレシーブもあって、遂にギリギリのところでセットを落としてしまいました。
しかし、ここで挫けないのが今年のチームです。
いかに逆境であっても、必ず勝てるそう信じてプレーできる精神力があります。
2セット目、冷静さを取り戻し、「勝ちたい時こそ冷静に」を合言葉に一点一点に集中していきます。
すると藤村本来の動きが出だし、相手を突き放していきます。
もちろん簡単にセットを取ることが出来ませんでしたが、最後の最後、藤村に軍配が上がりました。
3セット目は序盤リードされる展開で、かなり苦しい場面も多かったように思います。
流れもうまくつかめず、堪えることの方が多かったセットでした。
しかし、絶対に大丈夫。そんな雰囲気がチームに漂い、
最後は勢いを引き寄せ見事に勝利を掴みました。
この勝利は藤村にとって本当に大きな一勝になったのではないかと感じています。
「勝ちたい」と気持ちが入り過ぎるとどのようになるのか、
そしてそれを乗り越え冷静に勝利を掴めたこと、
今後に大きくつながる一勝になった、そう感じています。
そしていよいよベスト8決定戦です。
相手は強豪・淑徳SCでした。
淑徳SCは去年の新人戦ベスト8決定戦で惜敗してしまったチームです。
先輩たちの分まで、絶対に勝とう!!そう決意し臨んだ一戦でした。
先ほどの試合を乗り越えた選手たちは、いかにして勝利に繋げるかを理解しているようでした。
耐えることろは耐え、
勢いづくところは盛り上がる、
そうして終始このゲームを支配していたように感じます。
1セット目も2セット目も、終始藤村のペースで試合運びが出来たゲームでした。
そしてストレートで勝利を修め、見事に東京都ベスト8、全国大会出場権を手にしたのです。
23日、ベスト8以上のみの決勝トーナメント。名だたる強豪と共に並び迎えた開会式は緊張感のあるものでした。
17日の結果に満足せず、戦うからには勝利を目指そう!
そう決意し、臨んだ準々決勝。相手は東京都1位の下北沢成徳高校でした。
新人チームのフルメンバーで臨んでくれた東京チャンピオンにどんな戦いが出来るかが課題でした。
序盤は終始リードする展開で、挑戦する気持ちが前面に出た内容でした。
高いブロックにも、力強い攻撃にも臆することなく、果敢に挑戦していく選手を見て心強く思いました。また、その試合をしている姿が本当に楽しそうで、この場所、この試合に連れて来られて良かったなと思わせてくれる試合でした。
中盤以降、はやり相手の勢いにじりじりと点差を縮められ、逆転されてしまいました。
そして結果は点数こそ、1セット目19点、2セット目16点と勝負という点ではまだまだでしたが、
点数以上に内容の濃かった一戦だったと思います。
また、中盤までリードできたこと、課題は多くありましたが戦えた事、本当に収穫の多い一戦でした。
3月の全国大会では東京都代表として恥じないように、精一杯プレーしてきたいと思いますので、今後とも応援宜しくお願い申し上げます。
バレーボール部顧問
三井良介
この大会では、3月の全国大会、7月の関東大会予選も兼ねた大切な大会です。
去年のこの大会は、ベスト8決定戦で東京高校に敗れ、惜しくも全国大会出場を逃した大会です。
今年はその雪辱を果たし、全員で全国の切符を掴もうと、チーム一丸となって練習に励んできました。
初日の17日は、和光高校での開催となりました。
シード校の藤村はベスト32決からのスタートです。
初戦の相手は、田園調布雙葉高校でした。
初戦はどうしても固くなりがちですが、この日の藤村は実にのびのびと試合が出来ていました。
ストレートで雙葉高校と破ると、次は関東決定戦となるベスト16決です。
相手は東京女子学院でした。
東京女子学院はここ最近勢いがあるチームで、ここを乗り越えることが出来るかが、
この日一日のカギでした。
1セット目、スタートの勢いで圧倒すると、一時は6点差をつける展開になりました。
しかし、勝負はそんなに甘くありません。
「勝ちたい、ここで勝ちたい」という気持ちから徐々に力みが見えてきます。
徐々に点差が縮まり、追い付かれる展開になると、ムキになり無駄なミスを連発してしまいます。
相手の粘りのレシーブもあって、遂にギリギリのところでセットを落としてしまいました。
しかし、ここで挫けないのが今年のチームです。
いかに逆境であっても、必ず勝てるそう信じてプレーできる精神力があります。
2セット目、冷静さを取り戻し、「勝ちたい時こそ冷静に」を合言葉に一点一点に集中していきます。
すると藤村本来の動きが出だし、相手を突き放していきます。
もちろん簡単にセットを取ることが出来ませんでしたが、最後の最後、藤村に軍配が上がりました。
3セット目は序盤リードされる展開で、かなり苦しい場面も多かったように思います。
流れもうまくつかめず、堪えることの方が多かったセットでした。
しかし、絶対に大丈夫。そんな雰囲気がチームに漂い、
最後は勢いを引き寄せ見事に勝利を掴みました。
この勝利は藤村にとって本当に大きな一勝になったのではないかと感じています。
「勝ちたい」と気持ちが入り過ぎるとどのようになるのか、
そしてそれを乗り越え冷静に勝利を掴めたこと、
今後に大きくつながる一勝になった、そう感じています。
そしていよいよベスト8決定戦です。
相手は強豪・淑徳SCでした。
淑徳SCは去年の新人戦ベスト8決定戦で惜敗してしまったチームです。
先輩たちの分まで、絶対に勝とう!!そう決意し臨んだ一戦でした。
先ほどの試合を乗り越えた選手たちは、いかにして勝利に繋げるかを理解しているようでした。
耐えることろは耐え、
勢いづくところは盛り上がる、
そうして終始このゲームを支配していたように感じます。
1セット目も2セット目も、終始藤村のペースで試合運びが出来たゲームでした。
そしてストレートで勝利を修め、見事に東京都ベスト8、全国大会出場権を手にしたのです。
23日、ベスト8以上のみの決勝トーナメント。名だたる強豪と共に並び迎えた開会式は緊張感のあるものでした。
17日の結果に満足せず、戦うからには勝利を目指そう!
そう決意し、臨んだ準々決勝。相手は東京都1位の下北沢成徳高校でした。
新人チームのフルメンバーで臨んでくれた東京チャンピオンにどんな戦いが出来るかが課題でした。
序盤は終始リードする展開で、挑戦する気持ちが前面に出た内容でした。
高いブロックにも、力強い攻撃にも臆することなく、果敢に挑戦していく選手を見て心強く思いました。また、その試合をしている姿が本当に楽しそうで、この場所、この試合に連れて来られて良かったなと思わせてくれる試合でした。
中盤以降、はやり相手の勢いにじりじりと点差を縮められ、逆転されてしまいました。
そして結果は点数こそ、1セット目19点、2セット目16点と勝負という点ではまだまだでしたが、
点数以上に内容の濃かった一戦だったと思います。
また、中盤までリードできたこと、課題は多くありましたが戦えた事、本当に収穫の多い一戦でした。
3月の全国大会では東京都代表として恥じないように、精一杯プレーしてきたいと思いますので、今後とも応援宜しくお願い申し上げます。
バレーボール部顧問
三井良介
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