苦しみ耐え勝つ 〜春高予選ベスト16奪取!!〜

昨日、東京都全日本高校選手権一次予選、通称「春高予選」が行われました。

5月の関東予選でベスト16シードを落としてから5ヶ月、
三年生が引退して2ヶ月、苦しみながら長い夏を部員全員で乗り越えてきました。

この日の為にどれだけの時間を共に過ごし乗り越えてきたか、
それを試合に出せるよう練習を重ねてきました。

初戦は都立文京高校でした。
平均身長で勝るであろう都立文京高校にいかにして自分達のバレーをするか。

1セット目の出足はこちらのペースでした。
サーブで崩し、粘りのあるレシーブで我慢を重ね、エースで勝負をする。
チームが一丸となったセットでした。

「展開を意識しゲームを運ぶ」

これが今年の藤村バレーの目標です。
終始優位にゲームをメイクすると1セット目をなんと15点で抑え奪取しました。

しかし2セット目、相手の思い切ったサーブに出鼻を挫かれると、
思うようにプレーが噛み合わなくなりました。
序盤5点をリードされる苦しい立ち上がりになったのです。

それでも諦めないのが藤村です。
とにかく粘る。
絶対にもう一度流れはこちらに来る。
そう信じて、耐えて耐えて耐えました。

ついに18点で相手に追いつき、勢いそのままマッチポイントを先取しました。
いよいよあと一点!となった時、力むのは誰しもある事。
勝ちを意識することによって無意識に力が入る、
こちらのミスで連続得点を許すと、すかさずタイムアウトをとります。

タイムアウト中選手達に、
「あと一点ではなく、何度もラリーを楽しもう!」と一声かけて送り出しました。

ラスト一点は「リズムを変えてくれ」と選手交代して送り出された一年生セッターから、落ち着いたトスがレフトへ上がります。
それを2年生エースの思い切り勝負したスパイクが相手のブロックを弾き飛ばし勝利を収めました。

夏季大会から何度も逆境を乗り越え、苦しみ耐えながら掴んだ勝利でした。


続いてのベスト8決定戦は4強の文京学院高等学校でした。
相手のパワー・高さ・上手さはさることながら、ゲームを支配する雰囲気、相手を飲み込む気迫、全てをぶつけてくる強豪校相手に、完全に自分達のバレーが出来ず敗退しました。

もっと戦えたのでは無いか…
悔いが残る…

そんな思いを相手に抱かせながら、結局相手に自分達のバレーはさせずに勝っていく。
それが常勝チームの姿でした。

そんな戦いを肌で感じることができたことは大きな収穫です。
藤村が、これからまた大きく成長する糧になったと確信しています。

解散のミーティングの際にいつも言っている言葉があります。

「チーム全員で勝ちたい。」

今年の部員は1.2年で21人。
コートに立つ者はその全ての気持ちを背負って戦い、
部員は思いを託すのではなく「共に戦う」のだと。

三年6人を合わせ27人。
受験勉強の合間にコートに駆け付けボール打ってくれる3年生、
すれ違うたびに励ましの言葉をかけてくれる3年生。

応援してくれる全ての人の思いを胸に戦うそんなチームになって欲しいと願っています。

誰1人欠けることなく、その一球に、その一点に、
想いが伝わった時に藤村女子バレーが花咲くのだと思っています。

新人戦まで約2ヶ月。
ひと回りもふた回りも成長した姿を、応援して下さる沢山の皆様に届けられるよう
今日からまた頑張って行きたいと思います。

たくさんの応援有難うございました。
藤村女子バレーボール部顧問
三井 良介

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