9ブロック大会・Aチーム優勝！Bチーム準優勝！！

先日の9日・10日に東京都9ブロック大会が行われました。
9日予選リーグ、10日決勝トーナメントと2日間に渡って行われる大会に、藤村女子はAチームとBチームの2チーム出場させてもらえることになりました。
お互いに絶対決勝で会おう！！と意気込んで、この日を迎えました。

9日の予選リーグはどちらのチームも危なげない試合展開で1位通過し、
決勝Ⅰ部トーナメントへ進出することができました。

Aチームは新しく練習してきたコンビやテンポを意識したバレーを目指し、
Bチームはユニフォームを着て初めて試合に出場する選手が多くいる中、
ほどよい緊張感をもって挑むことが出来たのではないでしょうか。

10日は当日の朝に抽選をして試合相手が決まります。
Aチームは春高予選出場チームとしてシードをいただいていたので、その逆サイドにBチームが入るという運びでした。
そして抽選結果は、Bチームサイドに都立田無、都立保谷と古豪がそろう形となり、
この全てのチームに勝たなければ決勝へは行けないという状況になりました。

Aチームは準々決勝に都立小平、準決勝に都立保谷Bと対戦し、圧巻の試合を見せてくれました。
チームとしての新たな試みも多くみられ、とても良い試合展開でした。
なにより良かったことは、このチームの課題であるメンタルの部分が少し改善されたところです。

「ミスをしたくない」・「負けたくない」

などのネガティブな心情が先行しがちなチームでしたが、

「こういうバレーをしたい」・「こんな形で攻撃したい、守りたい」

という自分たちがどうしていきたいかというポジティブな気持ちが前面に出て、試合中も多くの声掛けが見られ選手自身もラリー中の声かけの大切さや、ポジティブになるという事はどの様な事なのかを少し掴んだようでした。

さて、一年生を中心としたBチームですが、2人の2年生が本当にチームを牽引してくれました。

「選手全員同じ方向を向いているのか？」
「関東を目指すという事は、自分自身もコートに立って関東を目指す実力を有するべきだ！」
「控え選手で良いなどと甘えていないか？」

と考えさせる機会や課題を多く持ってきたチームですが、この日のBチームは本当に素晴らしいチーム、バレーボーラーの集まりでした。

自分たちの力がどこまで通用するのか

 

絶対にAチームと当たるまでは負けたくない・負けられない！

こんな思いが終始みられる試合展開でしたし、
そして何より、バレーボールやっていて楽しい！そんな気持ちが伝わってくる試合ばかりでした。

シードではないので1回戦からの出場で、
1回戦の小平南にはストレートで勝つものの、
準々決勝の田無とフルセットの
準決勝の保谷Aともフルセットの激戦を2試合連続で制し決勝まで勝ち上がってきました。
どちらの試合も1セット目を取りながらも2セット目を落とすという、まだまだ弱い部分も多くありますが、3セット目の絶対に負けないという気迫は素晴らしかったです。

A・B両チーム！！

今の藤村女子バレーボール部にはスーパースターは居ません。
その存在だけでチームを牽引できるカリスマ選手も居ません。
ですが、部員全員が真面目で一生懸命です。
真面目で一生懸命なだけでは勝てない、そんな甘い世界ではないということも、
本人たちも顧問の私も良く分かっていますが、
これだけ一生懸命でバレーが大好きな選手たちを関東大会へ導くことが私の使命であると考えています。

部員全員が同じ方向を向いた今、
新人戦のシード権奪取に向けて、邁進していきたいと思います。
これからも藤村女子バレーボール部の応援宜しくお願い致します。

「久しぶりに3年生と共に・・・卒業アルバムの撮影会にて部員全員で」

　　　　　　　　　
藤村女子バレーボール部顧問　三井良介