関東大会・祝一勝!!ベスト32入り!

6月3日~5日、神奈川県にて第70回関東高等学校女子バレーボール大会が開催され、
藤村女子高等学校は東京都9位代表として出場してまいりました。

3日の開会式では堂々とした行進を見せ、応援に来た保護者たちの感動を誘いました。



4日の一日目。
川崎市立橘高等学校会場にて1回戦が行われました。
藤村女子は2試合目、茨城県代表・常総学院高等学校との対戦でした。

常総学院は関東大会4年連続出場中の名門校です。
平均身長を5cm以上上回る相手にどのような戦いをするかが鍵でしたが、
藤村の立ち上がりは素晴らしいものでした。

<1セット目25-14>
得意のサーブで相手を崩し、相手のクイックを使わせず単調な攻撃へ展開させると、
「小さいならレシーブする!」と選手たちの気持ちの入ったレシーブで相手の攻撃を防ぎ、
得意の形に持ち込むと、そのまま相手を勢いで圧倒しました。
1年生・保護者・卒業生の応援もあって、一度も相手に流れをとられることなく1セット目をとることができました。

<2セット目25-22>
2セット目は勢いだけでは取れない。選手全員が気持ちを入れ直し臨みました。
相手のサーブカットが返りだし、身長を活かした速攻攻撃やコンビを使われリズムをなかなか掴むことのできないシーソーゲームが続きます。
しかし、絶対に負けないという気持ちが勝ったのか、サーブ・ブロック・レシーブのコンビネーションが噛み合いだし、徐々に相手を引き放します。
中盤5点差のところで、勝ちを意識したのか、「この点差を守りたい・・・」という気持ちが出てしまい、相手の攻撃を受ける守りの体制に入ったところを相手に突かれ2点差まで迫られてしまいます。
20点前にタイムアウトを2回使い切っててしまうという苦しい展開でしたが、キャプテンのラインぎりぎりのスパイクなど気迫で相手を押し切りストレートで勝つことができました。

藤村女子  VS  常総学院
  25     -    14
  25     -    22

そして2回戦は春高出場常連校の市立橘高校です。
平均身長は10cmも上回るであろう相手に立ち向かう。
ずっと藤村が課題にしてきたことを出し切るだけでした。

<1セット目19-25>
序盤はまさに藤村優勢のゲームでした。
崩す・触る・拾う・落とす
いかにして戦うかプレイヤー全員が意識してできていました。
4点差、3点差を常にリードしてく展開になり、強豪に立ち向かい戦っている様はまさに目指す藤村バレーの形でした。
しかし、中盤以降の強さが常勝を目指す強豪校。
徐々に詰め寄らると、焦る気持ちから単純なミスを重ねてしまいます。
強烈なサーブから単調な攻撃を迫られると、気が付けば相手のペースに飲み込まれてしまいました。

<2セット目18-25>
同じ展開にはなるまいと気持ちを入れ直し臨んだゲームでした。
点数こそ1セット目よりも取れていませんが、内容は良いものでした。
相手の高さとパワーに逃げることなく立ち向かい、長いラリーを重ね、得点を取る場面が何度もありあました。
18点という点数以上の手応えを感じた試合だったと思います。

藤村女子  VS  市立橘
  19     -   25
  18     -   25


藤村バレーボール部としては13年ぶりに出場した関東大会でしたが、顧問就任後としては初出場でした。新たな藤村女子バレーボール部の歴史を刻めたことを誇りに思います。また、予選大会から本大会を通じて常に100%の力を出し続け、素晴らしい試合を展開してくれた選手たちに感謝したいと思います。



今週はインターハイ予選です。
今回こそは東京都ベスト8を目指し練習に取り組みたいと思います。
12日は都立第一商業高校会場です。
ぜひ応援よろしくお願いいたします。

バレーボール部顧問  三井良介

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